一般社団法人 日本下水道施設管理業協会
会長 西原 幸志
当協会は、市民生活に欠かすことのできない下水道施設の維持管理における技術の改善向上、安全対策の充実等を図るとともに、国や自治体との意見交換、情報共有の活動を通じて会員企業の発展、地域社会の貢献に寄与して参りました。
下水道事業は建設の時代から維持管理の時代といわれて久しいですが、深刻な少子高齢化や人口減少に伴う人手不足および国及び地方公共事業体の財政悪化に伴う下水道事業財源の不足など、先行き不透明な厳しい社会経済情勢を迎え、事業形態の多様化に応じたあらゆるマネジメントが求められる時代となりました。
更に会員企業が担う維持管理業においては、施設の老朽化、地球環境に配慮した資源の有効利用、全国各地で頻発する局地的な大雨や地震災害時の施設機能維持など、抱える課題は多く、当協会が果たすべき役割も拡大しております。今後とも、当協会および会員企業は多様化する時代の要請や市民の皆様のご期待にお応えをし、日本の都市基盤を支える下水道事業の持続的発展に貢献して参ります。
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